トヨタ、ホンダ、日産は、自動運転車向けの高精度なリアルタイム3Dマップを共通化することでほぼ合意しました。自動運転技術を実用化するためには、車線数、信号の有無、縁石の高さなど詳細な地図が必要になる。加えて道路工事で通行が出来ないなど、リアルタイム情報も必要だ。現在内閣府のSIP(戦略的イノベーション創造プログラム)自動走行システム検討会で、地図会社7社等が設立したダイナミックマップ構築検討コンソーシアムが、自動運転車向けダイナミックマップの共通化を検討している。3社はコンソーシアムがまとめた方式の3D地図を活用するのに加え、リアルタイム交通情報をそれぞれ収集、これを統合して自動運転車に通信システムを使って配信する仕組み。自動運転に関しては、独自でやるにはコストと時間が掛かり建設的では無いため、オールジャパンでシステムを構築出来れば、海外へのインフラ輸出という事も可能になると思われます。最初から世界を見据えてやって頂きたいもので有ります。
(一部日刊自動車新聞より)