オーストラリアはニュージーランドほどではないが、安定したニーズのあるマーケット。環境面への配慮から車両の検疫についてはニュージーランドと同様に厳しく、エアコンのフロンガスの回収などAQIS(Australian Quarantine and Inspection Service)が指定したルールに従って輸出の準備をする必要があります。これまで国内の自動車生産工場の雇用を守るという観点から中古車の輸入に一定の制限をもうけて規制をしていたが、2017年にトヨタ、GMなど自動車メーカーの生産工場が完全に撤退したため、輸入規制の緩和が期待されている。

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国別月間中古車輸出台数

【データ】

言語 英語
民族 アングロサクソン系など、欧州系が中心。そのほかにアジア系、中東系、先住民など
宗教 キリスト教 61%、無宗教 22%
首都 キャンベラ (Canberra)
最大都市 シドニー (Sydney)
人口 24,130,000人 (2016年)
主要貿易品目 輸出:鉄鉱石、石炭
輸入:乗用車、精製油
主要貿易相手国 輸出:中国、日本、アメリカ
輸入:中国、アメリカ、日本
通貨 オーストラリア・ドル
国際電話の国番号 +61
インターネット普及率 86.54% (2017年)
ハンドルの向き

主な港

ブリスベン (Brisbane)、シドニー (Sydney)、アデレード (Adelaide)、フリマントル (Fremantle)
税関リンク Australian Customs and Border Protection Service

 

【中古車輸出のルール及び輸出検査】

年式規制  1989年1月1日以前に製造された車両、またはRAWS (登録事業者スキーム)に沿った輸入に制限されている。
輸出検査 AQIS検査
注意事項 エアコンの冷媒としてフロンガス(R12)が使用されている場合はフロンガスを除去して代替ガスに交換されなければなりません。フロンガスの除去は認定業者に作業を依頼し作業完了の証明書が必要です。