チリ国内への中古車の輸入は原則禁止されているが、南米の内陸の国へのゲートウェーとして機能しているため、日本からの輸出統計上はチリ向けの輸出ということでカウントされています。通常はチリの港で陸揚げ後、南米の内陸の国へと再輸出されます。南米のマーケットのゲートウェーとして重要な国です。

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国別月間中古車輸出台数

【データ】

言語 スペイン語(公用語) 、先住民の言語
民族 スペイン系75%、その他欧州系20%、原住民系5%
宗教 カトリック(全人口の88%)
首都 サンチアゴ (Santiago)
最大都市 サンチアゴ (Santiago)
人口 4,988,000人 (2011年)
主要貿易品目 輸出:銅鉱、木材チップ、モリブテン、サケ・マス
輸入:自動車、石油・天然ガス、タイヤ、自動車部品
主要貿易相手国 輸出:中国、アメリカ、日本、韓国、ブラジル (2016年)
輸入:中国、アメリカ、ブラジル、ドイツ、アルゼンチン、メキシコ、日本 (2016年)
通貨 チリ・ペソ
国際電話の国番号 +56
インターネット普及率 82.33% (2017年)
ハンドルの向き
主な港 イキケ (Iquique)
税関リンク National Customs Service

 

【中古車輸出のルール及び輸出検査】

年式規制 原則輸入禁止
輸出検査 なし
注意事項

チリ国内への中古車の輸入は原則として禁止されており、隣接する内陸部の国への輸送のゲートウェーとして機能しています。チリ経由で輸出される車両のB/Lには下記の事項を必ず記載する必要があります。

 【B/L記載必須事項】
  1. Shipper/Consignee/Notify Partyのフルネーム
  2. Shipper/Consignee/Notify Partyのフルアドレス
  3. Shipper/Consignee/Notify Partyの電話番号、Emailアドレス
  4. FREIGHT PREPAID or COLLECTの記載
  5. RUT NUMBER(TAX ID)の記載 (Consignee及びNotify Partyの所在地がチリの場合)
  6. Marks & Numbersの記載
  7. Description of goods欄に、"Cargo in transit to (最終仕向け地)"の記載 (Transit貨物のみ対象)