ゼネラルモーターズ・ジャパンは13日、キャデラックのSUV「SRXクロスオーバー」の後継車種となる、「XT5クロスオーバー」を10月28日に発売すると発表しました。ボディに高張力鋼板を多用して先代モデル比で90キロ軽量化、レーザーとスポット溶接の使い分けや軽量化構造用接着剤の使用で剛性も向上させている。肝のエンジンは新世代の3.6リッターV6エンジン+AWDシステムを踏襲、軽量化により運動性能も高めつつ燃費性能は10%向上している。3.6リッターV6エンジンには、アクティブ・フュール・マネージメント(気筒休止)を搭載、負荷に合わせて気筒数を自動的に切り替えて燃費低減に貢献。またミッションはブランド初のバイワイヤシステム型8速自動変速機がおごられている。これによりシフトの騒音や振動を低減させるとともにセンターコンソール下の収納スペースを確保させた。先進安全運転支援にはレーダーとカメラ、超音波センサーを使用する「ドライバー・アシスト・パッケージ」を採用、一部を除きレーンキープアシストや全速度域での前車に追従するACC(アダプティブ・クルーズ・コントロール)などを装備する。車輌価格は税込み668万5200円~754万9200円。

(日刊自動車新聞より)