プラネットカーズ・オブ・ザ・イヤー(POTY)に選出されました新型日産ノートeパワー、発売3週間で月販目標の2倍以上の受注台数2万348台になったと発表が有りました。更にその受注の内8割がeパワー搭載車を選択しており、POTYに相応しい販売状況と言えるでしょう。グレード別受注割合は、eパワー搭載車の中級グレード「eパワー X」が47%、次いで上級グレード「eパワー メダリスト」が31%となっており、アラウンドビューモニター・踏み間違い衝突防止アシスト・スマートルームミラー等の先進安全装備セット装着率は70%ということです。同社のeパワー戦略の成功は、今後他のモデルへと踏襲されると思われ、かなり面白いと個人的に思っております。唯一の心配点は、欧州メーカーやトヨタのEV参入本格化で、肝であるリチウムイオン二次電池価格が右肩上がりで推移しており、このまま推移し続ければ車輌価格の見直しもしなければならない可能性もゼロでは無いと思われます。今後も二次電池の高性能化や新たな部材の開発が、電機メーカー以外でも活発化するでしょう。