スリランカ向け輸出でトヨタの小型SUV「ライズ」の受注が好調だ。税金の安い1000cc以下のエンジンサイズで、SUVというところがスリランカでの人気の理由のようだ。2019年11月の大統領選挙で親中派のラジャパクサ氏が当選し政権交代があり、2020年のスリランカの予算がまだ決まらない中、政策の変化による影響が少ない1000cc以下のガソリン車が今のところスリランカ向けの取引の中心となっている。3月中には2020年の予算の枠組みが決まる予定で、これにより2020年度の自動車輸入にかかる税率が見えてくると、スリランカ向け定番のプレミオ/アリオンも動き始めるのではないかとみられている。

 

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