三菱自動車工業は、2017年度内に新型クロスオーバーSUV「エクリプス・クロス」を国内で発売を開始します。まず2.2リッタークリーンディーゼル仕様を投入し、その後同社初の新型1.5リッターガソリン・ダウンサイジングターボ仕様を追加する予定。新型クロスオーバーSUVは世界戦略車との位置付けており、今年秋には欧州、北米、中国市場に順次投入していく。当初岡崎製作所で生産し、将来的には現地生産化も検討していく。「エクリプス・クロス」は3月7日からスイスで開催される「ジュネーブ国際モーターショー」で世界初公開します。「アウトランダー」をベースに、スタイリッシュなデザインを採用し、全長は4.405メートルとアウトランダーより約30㎝コンパクトにしている。肝のエンジンは、2.2リッタークリーンディーゼル仕様+8速AT、1.5リッターダウンサイジングターボガソリン仕様+CVTを用意、駆動システムはアウトランダーで好評だった電子制御式4WDを採用させる力の入れようだ。世界的に人気のある小型SUV市場に、遅ればせながらようやく三菱自動車が参戦する形となりました。