ホンダは、2014年5月にフルモデルチェンジを予定している、ステップワゴンに関してハイブリッドの設定を見送り、以前のレポートで配信した新型1,500cc直噴VTECターボを搭載して5ナンバーミニバン市場の巻き返しを図るとの事です。エンジンをダウンサイジングし過給機を用いたトルクフルで扱い易い低燃費プラス低価格ミニバン構想で、トヨタのハイブリッドミニバン3兄弟や日産セレナに対抗するとの事です。ステップワゴンの両側スライドドア投入の遅れから、永らくトヨタ・日産の後塵を拝してきたホンダのリベンジとなるか、来年は5ナンバーサイズミニバン戦争も過熱化しそうです。また販売状況によっては、欧州のようにダウンサイジング+過給機という、新たなカテゴリーが出来るかもしれません。四半世紀の時空を超えたホンダのターボ戦略、面白いと思います。

(ブコビッチ)