6月の上海ショック以降訪日外国人が減少するのではないかと視られていましたが、蓋を開けて見ると8月の訪日外国人数が181万人と前年同月比64%増という結果になりました。オリンピックを控え、今後も極度の円高にならない限りインバウンド需要は続きそうです。当レポートでもインバウンド消費の重要性を何度も記載しましたが、今後ネットを駆使することで有名な観光地以外にも旅行者を誘致出来るはずですから、官民挙げての誘致合戦が繰り広げられるでしょう。量的緩和しても日銀当座預金に滞留してトリクルダウン効果が得られませんから、地方再生・活性化するなら自治体と民間が一緒に頑張るしか有りません。