長らく101円~103円のボックス相場だった対米ドル、その中でぶれずに一環として円安110円をレポートしておりましたが、今後の展開は来月の米国量的緩和終了を睨み、ドラスティックに変動する可能性が有り、オーバーシュートした場合には、更に円安が加速する可能性も有るかもしれません。ただリーマンショック前と比較して中古自動車輸出業者は別として、本邦企業にとって特段メリットとならなくなってきているのが現状です。長らく続いた超円高、東日本大震災による電気料金の大幅上昇、矮小化する国内市場で、製造業を中心に海外生産を加速させており、本邦市場では素直に円安を好感出来なくなってきております。どちらにせよ為替市場は業者の方々に密接に結びつく問題ですので、今まで同様レポートして参りたいと思います。