みずほ銀行、オリエントコーポレーション(オリコ)ショックに続き、様々な信販会社で融資問題が出て参りました。これに対し甘利経済産業大臣が、信販会社各社に融資内容の精査及び洗い出し、全てを報国するように通達致しました。信販会社、消費者金融等のノンバンク株は、昨年のアベノミクス以来個人投資家を中心に数倍~10倍以上の株価上昇を繰り広げ、出世株としてもてはやされました。5月の量的緩和縮小ショック、そしてここにきて融資先への問題と、融資実態の解明及び今後の情報共有化等の、政府が納得出来る具体策を強く求められそうです。また自動車業界の方々も様々な影響を受けると思いますので、御企業が利用している信販会社、ローン会社と打ち合わせをして今後の策を講じる必要が有るでしょう。今後は米国のように、全ての売買案件に契約書に押印してもらう時期が来ているのかもしれません。

(ブコビッチ)