アイシンAWは5日、2017年を目処にタイ・チョンブリ県に自動変速機(Automatic Transmission)を製造する新工場を建設すると発表しました。100億円を投じてFR向けAT生産を開始し、トヨタ自動車タイ工場向けに供給する予定。生産能力は年間12万基を確保し、アジア製造の第二のハブとして米国・中国に続き3番目の海外生産先となるとのこと。さはさりながらアイシンAWは今後も引き続き日本国内を軸にATの製造体質を強化する方針は変えておらず、今回はタイ国内で一定レベルの部品現地調達が可能と判断し、進出を決めたということです。

(一部日刊自動車新聞より)