国内での自動車生産が振るいません。先月末日本自動車工業会が発表した5月の4輪生産台数が、前年同期比16.6%減と11か月連続のマイナスとなりました。自動車新車輸出も経済が好調な北米を除き全てマイナス、国内も停滞とダブルパンチに。今年4月から軽自動車の税金が引き上げられたことで、頼みの軽自動車も軟調に推移しております。欧州不安、チャイナリスク、米国利上げに付随する新興国や発展途上国からの外貨流出、国内の需要先食いの影響等で、今年も厳しい状況は不変かもしれません。