三菱自動車は19日、中型SUV「パジェロスポーツ」のロシアでの現地生産を11月に再開すると発表しました。生産再開に伴い、カルーガ州にあるPSAグループとの合弁工場で440人を新たに雇用し、2018年1月から2直体制での生産に移行する。ロシア合弁工場では同モデルを2015年11月まで生産していましたが、ロシア市場の低迷によりタイ工場からの輸入に切り替えていたが、市場の回復によって現地生産を再開する。同工場は年間12万5000台の生産能力を持ち、「アウトランダー」の他PSA(プジョー・シトロエン)グループ向けの車輌を生産している。同社のロシアでの販売は4~7月の累計で前年同期比19.0%の増加と、市場の伸びを上回っている。

(日刊自動車新聞より)