乗用車メーカー8社は27日、2016年度の生産・輸出台数を発表しました。8社合計の世界生産台数は前年度比4.7%増の2799万2388台と、燃費不正問題で大幅に減産した三菱自動車工業以外の7社で過去最高を更新しました。国内生産に関しては8社合計で同2.5%増の887万6815台とマツダと三菱を除く6社がプラス、スバルが唯一過去最高を更新。トヨタは3期ぶりのプラス、日産は「セレナ」、「ノート」、北米向け「ローグ」が寄与し、3期ぶりに100万台の大台を超えました。その他目立つところでは、ダイハツ工業がトヨタ向けOEMが大幅増と軽自動車の減少分を補って余りある生産となった模様。今年度は北米市場向けと中国市場の動向がどうなるのか、各社慎重に見ている感じが致します。