中国市場が大変なことになっております。多額の信用取引で株価が個別銘柄のような上昇を続けてきた上海株式市場、ここにきて破裂前の信用取引規模が本邦の27倍にまで膨れていたという事が言われております。本邦市場で通常信用取引規模は3兆円前後ですから、いかに中国の株式市場の信用取引金額が大きいかお解りになるでしょう。海外メディアにはほとんど伝わっておりませんが、中国国内のネット配信や中国版ツイッター等では、実情が公表されているそうです。ただ中国版リーマンショックか?と言われておりますが、豊潤な外貨準備高、海外市場とある程度隔離されている市場、政府が有る程度コントロール出来る等を鑑みますと、一時的に大混乱になると思いますが、しばらくしたら平静を取り戻すでしょう。ただ実体経済が良くないことに変わりはありませんので、注視し続けるべきでしょう。