リーマンショック以降人気が根強かった金地金(含む金ETF)ですが、昨年から徐々に人気が離散しており、直近で2012年比の半減にまで金ETFから資金が流出しています。背景には米国利上げを見据えた動きと、新興国経済の代表である中国経済の減速懸念を見透かした動きと言えるでしょう。中国経済に関しては、現段階でも良い情報は入って来ませんので、コモディティ価格の下落は避けられないかもしれません。