以前当サイトでレポートしました、放置されている未開発エネルギー褐炭を水素へ変換して本邦へ輸入する新ビジネスが、川重、岩谷産業、シェルジャパン、JパワーでHySTRAの複合体で本格始動させる。褐炭は重量比で水分が50%を占めており、輸送効率が悪く自然発火するためほとんど利用されていないのが現状だ。この新規事業は2020年までに実用段階に入り、神戸空港北東部に建設する予定の施設で、供給を開始する。このビジネスが実用化されれば、FCVへの供給のみならず、今後期待されている水素発電事業により、需要が供給を上回る可能性も有る。