昨年弊社で勝手に選定させて頂いたPCOTY(Planet Cars Of The Year)の日産「ノート e-POWER」、発売以来月別新車販売で3度も首位に躍り出るなど、八面六臂の大活躍となっている。選定の基準になったのは、発想の転換と将来性で有り、販売台数が7ヵ月で10万台を突破したということで、まさに予想通りの結果となったわけです。逆に煽りを受けたのは他社メーカーで、ノートが販売された11月から5月までの7か月間で、トヨタ「アクア」は前年同期比26.8%減、ホンダ「フィット」は同22.1%減とノートに食われている状況に。今回の成功を受け日産は、タクシーや商用バンモデルの「NVシリーズ」、中小型ミニバンやSUVなど派生モデルを増やすと思われ、まさに新たなHVカテゴリーを構築したということでしょう。また今回の日産の成功で、同様のHVシステムを用いる自動車メーカーも今後出てくる可能性が高いと思われます。