UDトラックスがこの度投入する、新開発の12段電子制御オートマチックトランスミッション「ESCOT(エスコット-Ⅵ」は、ハードとソフトの制御を最適化させることで、先代の「ESCOT-V」より正確で迅速なギアチェンジを行う仕組み。さらに先読み機能の「フォアトラック」搭載により、一度走行した道路の勾配をシステムが記憶、次に同じ道路を走行する際、先読みして車速やエンジン回転数、補助ブレーキなどを自動的に制御してくれるので、ルーティンでの貨物輸送業者やドライバーにとって、強い味方になると思われます。このシステムは運行する度に道路状況のデータが蓄積されるので、年数が経てば経つほどよりクレバーになり、より先読み機能の効果を享受出来るようになる。またエスコット-Ⅵでは、ストレート式シフトパターンを採用、正確で素早いシフトチェンジを実現することで、雪道や泥濘地からの脱出性も向上している。

(一部日刊自動車新聞より)