トヨタ自動車によると、今年のタイの新車市場が前年比10%減の72万台に縮小するとの予測を明らかにしました。この予測は4年連続の前年割れを意味し、2012年実績ベースから半減する計算だ。2015年下期は車輌に付帯する税金(物品税)の見直しを控えて、駆け込み需要が発生したため、国内販売や日本からの輸入が増加した経緯が有りました。ただこれら4万台にも上る需要の先食いは、今年剥落することとなり厳しい年となりそうだ。同国生産の輸出車輌はフィリピン向けやヴェトナム向けが牽引する形で、順調に推移すると見られる。