英国政府は、フランスと同様に大気汚染対策の一環として、2040年からガソリン車とディーゼル車の販売を禁止する方針を26日に発表する見通しと、現地有力紙などが報じました。英国紙タイムズによりますと、英国政府はモーターとガソリンエンジン或いはディーゼルエンジンを組み合わせたハイブリッド車(HV車)の販売も同様に2040年までに終了する方針とのこと。デイリー・メール紙は、2020年からは最も大気汚染が深刻な道路で大気質の改善が見られない場合、地方自治体がディーゼルエンジン車に課税することが可能になるとも報じています。今後は仏同様、英国も電気自動車(EV)への完全移行へ動き出すと思われ、自動車メーカー各社は、今後の欧州戦略を根本的に見直さざるを得ない状況になっていきそうだ。

(一部ロイター通信より)