スバルは12日、ニューヨーク国際自動車ショーで、2018年に北米市場で発売する新型3列シートのSUVの車名を「ASCENT」に決定したと発表。同時にコンセプトモデルを公開、内外装デザインや、新開発の水平対向直噴ターボエンジンを搭載することも明らかにしました。新型「ASCENT(アセント)」は北米専用モデルとして2018年に投入、同社として過去最大サイズのSUVで、スバルの新型プラットフォーム「スバル・グローバル・プラットフォーム(SGP)」を採用し、スバル・オブ・インディアナ・オートモーティブ(SIA)で生産をする予定。今回公開された「ASCENT SUV コンセプト」は、全長5.05メートル、全幅1.99メートル、全高1.84メートルで、乗車定員は7人。同社はこれまでも同工場で、3列シートSUVの「トライベッカ」を投入していたが、北米市場向けとしてはサイズが小さく(全長で23cm、全幅で12cm、全高で16cm小さい)、ボディサイズが中途半端で、室内も圧迫感が有ることから、販売が伸び悩み2014年に生産を中止した経緯が有る。この教訓をばねに同社として、好調な販売が続いているSUV市場向けに満を持してこの新型「ASCENT」を投入する。