フォルクスワーゲングループジャパン(VGJ)は11日、来年初めに20年ぶりとなるディーゼルエンジン(DE)車を発売すると発表、価格やスペックは未公表だが中型車の「パサート」から販売を開始するとのこと。輸入車メーカーのDE車ラインナップ比率は年々増加傾向にあり、今後も需要を見込めると日本への導入を決定した模様。同社は「パサートTDI」シリーズで型式認証を取得、投入する日本仕様の2リッターディーゼルターボエンジン「2.0TDI」は、排ガス後処理システムとして酸化触媒と尿素式選択還元触媒(SCR)、ディーゼル・パティキュレート・フィルター(DPF)を採用し、日本のポスト新長期排ガス規制をクリアさせている。DE車投入決定に合わせて、今秋の「東京モーターショー」にステーションワゴン、「パサートヴァリアントTDI」を参考出品するとのことで、興味がある方来場してみてはいかがでしょうか。