ホンダ技研工業は27日、インドネシアでの4輪車累計生産台数が100万台を突破したと発表しました。2003年2月に西ジャワ州カラワンに初の生産拠点を新設して以来、14年での達成となりました。同工場で年間2万台規模で「ストリーム」生産を開始、その後2014年1月に第二工場を稼働し同年4月には累計50万台を達成しました。現在の生産能力は第一工場が8万台、第二工場が12万台の合計20万台で、同国内向けに「モビリオ」、「ブリオ」、「ブリオ・サティヤ」、「CR-V」、「フリード」、「ジャス(フィット)」、「BR-V」など7車種を生産、同国内のシェアは19%にまで成長している。また同工場では4輪車の部品供給拠点として、日本、ASEAN諸国、南西アジア、ラテンアメリカへ輸出している。インドネシアでの販売台数はホンダにとって、米国、中国、日本に続く4番目の重要な市場だけに、今後も生産台数や車種を増加させる狙いだ。