ホンダ系足回り部品メーカーのエフテックは、5月から欧州向け新型「シビック」搭載用部品をノックダウン(KD)用部品としてホンダに供給をする。欧州シビックのサブフレームはこれまで、現地企業がエフテックの技術要請を受けて供給していました。日本は需要の減少から稼働率が低下していたため、余剰能力と円安を生かして新型に関しては日本で生産するとのこと。海外向け生産の受託生産により、大型プレス機の稼働率が現状の80%から5月にはフル稼働になる見通し。同社はサブフレームやサスペンション部品が主力の部品メーカー、三重県亀山事業所と埼玉県久喜事業所の二つの主力工場で、余剰能力を使って海外向け部品を生産する。