米国調査会社オートデータが5日発表した2015年の米国新車販売台数は、前年比5.7%増の1747万499台と15年ぶりに過去最高を更新しました。昨年は原油安の影響で、大型車やライトトラックの販売が伸びたので、自動車メーカーもかなりの利益率だったと思われます。2009年から右肩上がりで回復してきた米国新車販売ですが、個人的に一つ懸念材料を申し上げますと、昨年からレポートしている通り、サブプライムオートローン問題で有ります。証券化されたサブプライムオートローンが、今後どのような形で影響するか、一抹の不安が残ります。