ダイハツ工業本日4~9月期の上半期の決算を発表しました。発表によりますと、売上高8486億円(前年同期比-5.7%)、営業利益371億円(同-47.2%)、経常利益457億円(同-41.3%)、四半期純利益204億円(同-44.4%)となり、通期予想も下方修正になる見込み。国内市場は消費増税の反動減をもろに受け、販売減少・値引き・顧客の廉価版への移行など、海外市場も新興国がインセンティブの廃止や経済の弱含みの影響が有り、このような発表となりました。人気車種「新型タント」は好調に推移しておりますが、他の車種の伸びが今一で上期の販売実績ではスズキ自動車に首位を明け渡しました。他の国内メーカーもトヨタ自動車以外は、しばらく厳しい環境に陥る可能性が有り、特に軽自動車は使用年数が長いため、何度も当サイトで書いている通り、需要の先食いの影響は国が思っているほど軽微では無いということでしょう。買い替えサイクルを促すような政策が取れれば、中古自動車市場も活況になり、しいては中古自動車輸出も促進するのですが…