東日本大震災以降急激に着目されてEV車ですが、やはり航続距離の問題や充電施設の兼ね合いで伸びが鈍化しており、今後も電池の劇的な開発が無ければ2020年度でも9割が内燃機関エンジンが主力となる公算です。石原前都知事の頃よりディーゼルエンジン=悪の枢軸のような扱いを受けてきたことも有り、長らくディーゼルエンジンの開発を躊躇せざるを得ない状況が続いておりました。ただ前レポートや当サイトでのレポート同様、欧州車を凌駕するディーゼルエンジンの開発が新たなビジネスチャンスを掘り起こすと思われます。アトキンソン式ガソリンエンジン、次世代型ディーゼルエンジン、水素エンジン、ハイブリッド、プラグインハイブリッドと、今後数年でバラエティ豊かな内燃機関が世に創出されることでしょう。