三菱自動車が24日に発表した2015年3月期業績は、全ての利益項目で過去最高益となりました。他社メーカーと同様に、本邦販売は前年比-19.6%と落ち込みましたが、好調だった北米、欧州、豪州等の影響により、過去最高益を達成しました。ただ16年3月期に関しては、為替の影響、研究開発費の増加等を加味し、営業利益、経常利益、純利益で減益としております。16年3月期に関しては、本邦、ロシア、東南アジアでの販売実績が肝となるでしょう。