武蔵精密工業はドイツの変速機メーカー、ゲトラグからディファレンシャルアセンブリーを受注しました。欧州主要変速機メーカーの雄ゲトラグ社との取り引きは、全ての製品・地域を通じて初めてとなり、2017年2月からハンガリー欧州工場でラインを稼動させる。同社のディファレンシャルアッセンブリーは、ギアの組み合わせを最適化することで、10%の小型軽量化し燃費性能向上に貢献出来る利点が強み。同製品は主要取引先ホンダの他、すでに独変速機メーカーZF、ふぃあっとクライスラーオートモービルズ(FCA)に採用されており、信頼性は抜群だ。ゲトラグ社は、欧州でいまだ地位の有るマニュアルトランスミッションを主力として、欧州はもちろん、北米、中国に合計23の開発・生産拠点を展開。また同社は、新世代トランスミッション、デュアルクラッチトランスミッション(DCT)を強化しており、武蔵精密工業はそのディファレンシャルアッセンブリーを受注することになりました。

(一部日刊自動車新聞より)