トヨタ自動車は6月、「ハリアー」のマイナーチェンジに合わせて、現行の2.0リッターガソリン、2.5リッターHVに加えて2.0ガソリンターボの6速AT仕様を追加設定致します。記者発表は6月初旬、店頭発表会は6月下旬の土日となる見込み。グレード体系の見直しも図られ、現行の最上級グレード「プレミアム・アドヴァンス・パッケージ」に対し、より機能を充実させた「最上級グレード」を新設するとともに、現行の「GRAND」は廃止される。安全装備面でも抜かりは無く、予防安全パッケージの「トヨタ・セーフティ・センス・パッケージ」が標準装備されます。肝のエンジンはレクサスやクラウンに使用された「8AR-FTS」の直列4気筒DOHC16バルブ・ツインスクロールターボ・VVT-iW直噴エンジン仕様となると思われます。ボディーカラーは3色が廃止、2色が追加設定される予定で、内外装含めてアッパーミドル層をくすぐる仕様となりそうだ。新型「C-HR」がややオーバースペックとなり、価格帯もハリアーに近くなってしまったことから、新型「ハリアー」ではよりプレミア感を出してくると思われます。「ハリアー」シリーズは1997年から販売が開始されて今年で20年、20年経過しても今なお国内外で人気が有る名車と言える自動車でしょう。