日銀による特定企業優遇型ETFの爆買いによって、2017年末には日経平均構成銘柄の1/4で日銀が筆頭株主になる公算に。このような市場は果たして健全と言えるのでしょうか?スチュワードシップコードだとか、コーポレートガバナンス改革だとか言っておりましたが、何のことは無いETFの爆買いによって、上場企業にとってはメサイアのような、物言わぬ安定大株主が出現してくれたに過ぎないということです。下手をすれば実質国有企業とも取られかねない異常な状況下で、BOJは世界の投資家や国々にどのような説明責任を果たすのでしょうか?