自動車オークション会場のミライブ(旧BCN)オークションで、来年の初セリから検索画面上の車輌画像の掲載枚数をこれまでの3枚から、7枚に拡充するとのことです。外部応札の増加や落札店からの要望等を鑑みて、顧客満足度向上を狙い出品車輌の掲載画像を増加させる。新たに追加するのは、カーナビを含むオーディオ廻り、右側からの1列目と2列目シート、ホイール&タイヤ、そしてこれまでの3枚画像の計7枚を、iPHONEで撮影して掲載するとのこと。また今回の変更を機に来春には撮影システムのリニューアルを予定、撮影のオペレーティングシステムを見直すことで、さらなる画像の追加も可能になるそうだ。このオークション会場は、入札料無料やインターネットライブ応札を大手の半額以下に抑えるなど、常に顧客満足度を重視してきた経緯が有る。特に沢山の車輌を応札しなければならない輸出業者にとって、入札料無料は非常に有り難く、それにより応札率も各段に上がるというWin-Winの関係を構築している。落札価格が世界中に公開されている現在、1台当たりの利益がかなり薄利となっているのが現状で、入札料やインターネットライブオークション手数料は、中古自動車輸出業者にとって非常に頭の痛い問題となっている。そういう意味でも、MIRIVEオークションの経営方針には、賛同できる部分は多い。