もはや昔の出来事のような感じがする英国BREXIT国民投票、日本では報道されませんが英国では影響が深刻になってきております。輸入産品は通貨安で値上げが相次ぎ、先日もアップル製品が一気に20%値上げ、その他食料品の値上げに歯止めがかからず、市民が混乱し始めています。更に心配されるのは、英国GDPの12%を稼ぐロンドンの金融街”CITY”が大規模移転することになれば、カオス的な状況になるかもしれません。雇用の面から見てもCITYは200万人を雇用しており、それらが同国経済に与える影響は火を見るよりも明らかでしょう。さらに大規模移転が現実となれば、不動産価格は大きく下落するでしょう。代替都市は現状アイルランド・ダブリンと、アメリカ・ニューヨークが最有力候補となっていますが、果たして今後どうなるか来年再びBREXIT問題で揺れると思われます。