マイナス金利が日銀金融政策決定会合で確定してからもうすぐ半年になりますが、住宅ローン金利とともに金利が低下しているのが自動車ローンである。数ねん前までは地銀を中心、に給料振り込みや公共料金の引き落とし等の制約が有るが自動車ローン金利が3%前後の銀行も有った。しかしマイナス金利導入が決まってから銀行は収益を取りづらくなっており、自動車ローンの越境獲得が激化してきています。現状最低金利は1.7%前後となっており、ひと昔前の自動車ローンとは完全に乖離しており、審査もだいぶ緩くなっているように思えます。日銀に裏切られ梯子を外された銀行は、なりふり構わずローン会社のビジネスを奪いにいっており、今後ローンインセンティブが取りづらくなると思われます。