輸入車の販売が好調に推移しており、4~9月期の外国メーカーの輸入車新規登録台数が、前年同期比5.8%増の14万4776台となり、2年連続でプラス成長となりました。上期の登録車に占めるシェアも9.4%とこちらも2年連続で過去最高を更新、統計を取り始めてから2番目という高水準となっています。背景には、もちろんチョイスする車輌の増加、アフターケアの進歩等々有りますが、一番大きいのは富裕層向けの減税・節税効果、含み資産効果、タワマン効果等が大きいと思われます。富裕層は大方減税の対象となり、使えるお金が多く、経費計上出来るのが大きいと思います。タワーマンション効果は、富裕層の節税対策で大人気となっており、高層階の物件は瞬間蒸発します。最近人気のタワーマンションの住人は、上層階の住人に合わせて外国メーカー車を購入するケースも多く、入居と同時に買い替えるケースもかなりの数に上るそうです。東京オリンピックに向けて東京都心部にタワーマンションが今後も林立しますので、外国車人気はしばらく続くと思われます。