タイのプミポン国王が崩御されました。タイの人々の精神的支柱が崩御されたことで、国民全体で喪に服すため経済情勢は一時的悪化すると思われます。プミポン国王治世下の70年で10回ものクーデターが有ったにも係わらず、政治的安定や経済成長を果たせたのは、ひとえにプミポン国王への絶対的信頼が有ったと思われます。今後後継者問題、都市部と農村部の対立、軍事政権の躍進、等々問題が山積する可能性も有り、今後の状況を見守りたいところです。国民全体で喪に服すため、国内消費、高額品の売買、旅行等々を控えるため、しばらくタイの国内経済は低調に推移するものと思われます。