以前からカタログ上の燃費が実燃費と余りにも乖離していると指摘されてきた自動車燃費表示、10.15モードからJC08モードへ変更されて現在に至りますが、この方式を再々度見直すことが決定しました。新たに導入される燃費表示は、WLTP(Worldwide harmonized Light vehicles Test Procedure)という国連が取りまとめた国際基準で、この方式を2018年度から導入する。この新たな燃費表示で、より実走行に近い数値になると見込まれている。燃費偽装や排ガス不正問題を受け、国土交通省が重い腰を上げて迅速な対応を迫られた形となりました。以前と違いHV車や軽自動車を選択する等、燃費を気にするユーザー数がかなり増加しており、そのユーザー達から実燃費があまりにも悪過ぎるとの指摘を受けていました。今後新たな試験導入で自動車のカタログ上の燃費がどのようになるか、ユーザー達の視線が集まっている。