オーストラリア中央銀行は本日3日、政策金利を0.25%引き下げ2.25%とすると発表しました。これによりオージードルは売られ、対円で90円割れ、対米ドルでは5年8ヶ月ぶりの安値となりました。リーマンショック以降中国の建設ラッシュの恩恵を存分に受けてオージードル高が続いておりましたが、昨今の中国建設不況で資源国の一角オーストラリアがその煽りを受けている形となっています。昨年から当レポートでお知らせしている通り、ブラジルやオーストラア等の資源輸出国にとっては、しばらく厳しい風が吹くかもしれません。更に金利が下落することになれば、FX等の金利取り狙いでの投資も減少するでしょうから、資源価格の動向に嫌でも注目が集まりそうです。