世界的に著名な投資家ジョージ・ソロス氏が23日の英国国民投票に関して、仮にEU離脱派が上回るようなことが有れば、ポンドは少なくとも15%、場合によっては20~25%下落するだろうと発言しています。かつてソロス氏は英国中央銀行にポンド売りを浴びせ、ポンド危機を作った伝説の投資家で、今回離脱に動けば世界同時多発ブラックフライデーとなるだろうとも警告しています。現在英国ブックメーカーのオッズは圧倒的に残留派が優勢となっていますが、歴史的ワーテルローの戦いなども有るので、蓋を開けるまでは判らないでしょう。中古自動車輸出で英国に売掛金が有るのでしたら、早め早めに換金するように申し伝えましたが、今正に正念場を迎える時が来ました。EU離脱ならポンド大幅安、リスクオフの円高で対ドル100円割れも有り得るでしょう。