自動車用バッテリー大手のGSユアサは、インドネシア・ジャワ州セマランに新工場を建設し、自動車用鉛蓄電池の生産能力を高める。2015年末までに既存工場の設備増強と新工場の稼動によって、生産能力を8%程度増強させる狙い。今後中国の景気後退による鉛価格の下落、人件費抑制手段として地方部への移管、外貨流出による新興国通貨下落を鑑みると、この工場新設は同社にとって良い選択と言えるでしょう。