富士重工(スバル)は24日、主力車種のレガシーを5年ぶりにフルモデルチェンジしました。従来までラインナップされていたワゴンを廃止し、セダン「B4」とSUV「アウトバック」の2タイプで商品展開を図ります。サイズは海外を意識して、車体サイズを大型化し快適装備の充実化も図り輸入車ユーザーの取り込みも図る狙い。もちろん同社開発の「アイサイト最新版」も標準装備、安全性能への配慮も余念が無く、販売計画は月間1200台(アウトバック800台・B4が400台)ということです。6代目レガシーの国内向けエンジンは2.5リッターGE型に一本化、CVTは制御システムを見直しアクセル開閉度に応じて変速特性を切り替える「オートステップシフト」機構を採用し、高次元の加速性能を手にしました。また4WDの肝に、同社SUV「フォレスター」にも採用されている、「Xモード」機構をレガシーとして初採用、悪路や雪道の走破性も高めています。スバルの中古車は国内山間部や降雪地帯はもちろん、ニュージーランドやロシア等に人気が高く、リセールバリューも期待出来そうです。