米国調査会社オートデータが発表した2014年7月度米国新車販売は、前年同期比9.1%増の143万5342台と、5ヶ月連続で前年実績を上回り、7月としてはサブプライムローンが絶好調だった2006年以来の高水準となりました。ダウ平均やNASDAQ指数が示す通り、景気回復や緩和マネーの恩恵による低金利の余波で、自動車低金利を追い風に車が購入し易くなっていると思われます。トヨタはゼロ金利キャンペーンの効果が絶大で、11ヶ月ぶりに2位に躍進、4位のクライスラーは「JEEP」がプラス40%と大きく牽引しました。一方ホンダはコンパクトカーのメキシコ工場移管の影響で供給不足となり、前年同期比でマイナスに転じました。

順位 メーカー 台数 前年同期比 米シェア

1位・・・GM 256,160(+9.4) 17.8%

2位・・・トヨタ 215,802(+11.6) 15.0%

3位・・・フォード 211,467(+9.5) 14.7%

4位・・・クライスラー 163,820(+20.2) 11.4%

5位・・・ホンダ 135,908(-3.9) 9.5%

6位・・・日産 121,452(+11.4) 8.5%

7位・・・現代・起亜 119,320(+3.7) 8.3%

(一部日刊自動車新聞)