トヨタ・オーストラリアPty.,Ltd.は、2014年4月~2015年3月の通期決算で、税引き後利益1億9400万オーストラリアドル(約185億円)になったとのこと。その前の年は4億3700万オーストラリアドルの大幅赤字(ただ撤退によるリストラ費用8億8900万豪ドルを計上したため)から、見事な大幅黒字転換となりました。底堅い豪州経済に支えられ、レクサス、トヨタ車の販売が好調に推移し、12年連続首位の販売を保持、「カローラ」も車種別で2年連続の首位となりました。また豪州生産の「カムリ」、「カムリHV」、「オーリオン」の販売も貢献したことも大きかった。工場労働者約2500人は、2017年度の生産中止まで勤務を継続する予定で、今年度の生産台数予定は9万台と、GMホールデンの2倍、フォードの5倍を見込んでいる。2017年度以降はオーストラリアとFTAやTPPを締結している国々からの輸入へシフトする予定。