ホンダは今年度における新車投入計画を見直すと発表、フィットベースの新型セダンを9月に、次期ステップワゴンを来年前半とする。満を持して発表した新ハイブリッドシステムの発売直後にリコールが相次いだのを真摯に受け止め、今後は品質確保に万全を期する構え。新型車の投入は遅延しますが、現在販売好調なNシリーズ軽自動車、ヴェゼルの供給を増やすことで年間生産台数103万台は変えない方針。2014年度はフィットベースセダン、新型レジェンド、ストリーム後継車、Nシリーズ軽自動車、新型シビックタイプR、新型フィットシャトル、新型ステップWGNと7車種の投入を計画しておりましたが、3~6ヶ月ほど発表がずれ込む公算。ただ現在受注残が著しいNシリーズ軽自動車や、ヴェゼルの生産を強化し、販売好調な車種の生産を早めるそうです。場合によっては、業者用オークションで高止まりしているヴェゼルの相場に、多少影響を与えるかもしれません。