日産自動車は6日、電気自動車(EV)「リーフ」のフルモデルチェンジを世界初公開致しました。これまで購入に際してのボトルネックだった航続距離をJC08モードで400Kmに延長したほか、駐車における操作を自動化させた「プロパイロットパーキング」を初めて搭載。「リーフ」は2010年12月に発売を開始し、これまで世界累計販売台数が28万台に達しましたが、商品力を劇的に高めた2代目で販売台数倍増を狙っていく。折しも世界の自動車主要国では、EV化のNouvell Vagueが来ており、「リーフ」は世界のEV市場牽引を目標に、10月2日に発売を開始します。その後2018年1月に米国、カナダ、欧州の順で出荷を始め、その後電池容量とモータ出力を高めた「ハイパフォーマンスモデル」も来年発売する予定。肝のリチウムイオン二次電池の容量を従来の24/30Kw/hから40Kw/hに増やし、航続距離をこれまでの最大280Kmから40%延長させ最大400Kmの走行が可能になる。モーターを制御するインバーターも刷新、最高出力を80Kwから110Kwに、最大トルクを250N・mから320N・mにそれぞれ高め、電極材の改良により、大電流で継続充電が可能にし、急速充電モードで40分で80%まで充電出来る。その他人気オプション「プロパイロット」に自動パーキングを追加、車庫入れや縦列駐車を容易にした。またアクセルペダルの操作だけで発進、加速、停止をコントロールする「e-ペダル」も初採用。価格は315万360円~399万600円(税込み)