中国景気の不透明により昨年から資源輸出国の通貨が軟調なのは、再三当サイトでお伝えして参りました。そして8月の中国政府による3日連続の通貨切り下げによる影響をお伝えしましたが、その後も新興国や発展途上国の通貨が酷い有様になっています。8月の通貨切り下げ以降で、カザフスタン・テンゲのお話しをしましたが、現状でも対ドルで50%下落しており、そのほかアフリカ諸国の通貨、南米の通貨、ロシア通貨、そしてアジアの曙ミャンマーの通貨もミャンマー輸出が正式に始まって以降通貨が50%暴落状態となっています。当該諸国のほとんどは、本邦に送金する際に一度はドルやユーロに換金せざるを得ないため、より深刻な状況となっています。昨年から再三掛け売りを避けるべきと申しておりましたが、その意見に変わりは有りません。