中国国家発展改革委員会と工業情報省はこのほど、自動車生産業投資管理についての新政策を発表、ガソリン車やディーゼル車など従来型燃料車の新規プロジェクトを制限、エコカー事業を奨励する内容が盛り込まれた。注目されていたPHV(プラグインハイブリッド車)は、従来型燃料車と同様に管理され、EV(電気自動車)との扱いの違いを明確化させている。燃料電池車(FCV)はEVの投資管理規定に入るが、PHVは従来型燃料車規定に沿うことを明文化させ、今後の自動車投資案件を管理していく。世界最大の自動車販売を担う中国、今後のEV車輌販売促進により大量の代替中古自動車が出てくると思われます。またEV車輌がかなり優遇された場合、インド市場のエコカー代替促進化政策と相まって、リチウムイオン二次電池の価格は更に高騰すると思われ、世界的にリチウムイオン二次電池型HV車、EV車の価格も値上げされていくかもしれません。

(一部日刊自動車新聞より)