軽自動車の新車販売は、前年同月比2.2%減の41万5606台となり、3ヶ月連続のマイナスとなりました。三菱自動車による燃費性能試験の不正による、日産や三菱の大幅減が有ったとはいえ、軽自動車に関しては依然厳しい状況となっています。軽自動車はいわゆる庶民の足的な車輌で、これが落ち込んでいるということは日銀が妄言しているような、景気の底堅い動きは「無い」と言える裏返しだと思います。需要の先食い、高齢ドライバーの免許返納、軽自動車税の問題など、しばらくは厳しい状況が続きそうです。軽自動車は中古自動車として輸出される車種・国がかなり限定されるため、今後市場に大量に出てきた場合のことも思案すべき時期に来ているのかもしれません。